吉田 学の大義・想い

なぜ私が資金調達に限定したご支援をしているのか?それには大きな二つの想いがあります。

 

日本の現実と私の想い

一つ目は、以前、ある女性から頂いた一本の電話です…。私にとって、それはあまりにも大きな衝撃でした。私が相談に応じた企業経営者が“借金”を苦に自らの命を絶ってしまったのです。その電話は社長様の奥様からのご連絡でした。

 

私は、その社長様とは、一度もお会いしたことはなく、電話で励ますくらいしかできませんでしたが、今思うともっと何かできたのではないかと後悔しています。

 

日本では、毎年約3万人の自殺者が出ていることは、みなさんもご存じのことでしょう。そのうち事業者(自営業・家族従事者)の自殺者数はどれくらいかご存知でしょうか?警察庁・内閣府の統計によりますと、約10%の2,000〜3,000人くらいだといわれています。さらに、とても残念なことに「負債(借金等)」や「事業不振」が原因、動機となって自殺されてしまった事業者は約4割にも及びます。(不幸にも自ら命を絶たれてしまった事業者のほとんどが「負債」の悩みを抱えていたと思います。)

 

また、こういうデータがあります。

「再挑戦実態調査」によれば、平均して16.6か月前に倒産の危機を感じている他、回答経営者のうち、過半数が6か月前までに、倒産の危機を感じている、とのことです。

 

そして、倒産の危機を感じたきっかけについて、倒産までの期間別に分類すると、約6ヶ月前までは「売上・受注額の減少」が多いのですが、倒産の直前になればなるほど、「金融機関の融資拒絶・減額」と回答する企業の割合が圧倒的に多くなります。

 

このように、中小事業者がピンチに陥る時はいつもいつも「資金調達」「借入」「負債」なのです!!

 

「資金調達」に悩んでいるのは、ベテラン経営者ばかりではありません。中小企業白書によりますと、起業時の最大の課題として54.9%の起業家が「資金調達」と回答しています。また起業後の最大の課題として39.8%の起業家が「資金調達」と回答しています。

 

企業が生まれ、倒産するまで、常に経営者は資金調達の悩みから解放されることはありません。この現実を何とか少しでも打破して差し上げたいというのが私の強い想いの一つです。

 

 

日本経済の復活につながる私の大義と想い

そして、二つ目です。唐突ですが、私は自分が生まれた「日本」という国が大好きです。日本が経済的に弱くなり国際的な地位が低くなった…などと言われていますが、それが悔しくて仕方ありません。

 

日本は本当にそんなに弱い国でしょうか?諸外国と比較して卑屈になるほど、弱い国なのでしょうか?もう経済が復活するなど有り得ないのでしょうか?

 

いや、決してそんなことはありません!日本国、日本人が持っている潜在的なポテンシャルはとても高いはずです。単に自信を喪失しているだけだと思います。

 

そのように感じている私は、「私のような資金調達支援しかできない人間が、日本国のためにどういう貢献ができるのだろうか?」と考えていました。

 

その結果、たどり着いた結論は…、

残念ながら「私ごときには何もできない」ということでした。

 

それでも「人は何かをするために生まれてきた」という前提に立って考えてみますと私の場合は、「今の仕事を徹底的に追及して、少しでも多くの起業家や経営者の資金調達を支援して、その結果、日本国に貢献する…」と、強く自覚するしかありませんでした。

 

私が資金調達支援を行って早17年が経過しましたが、不器用な私はこれしかできません。だから、創業者及び中小企業向けの「財務・資金調達」に特化して仕事をしてきました。本音をいいますと、私はこれしかできないのです。人生50年ほど歩んできて、できることが、たったこれだけなのです。

 

私は、「出来る限り多くの起業家を生み出し、そして、出来る限り多くの経営者を支援する。その積み重ねの結果、私の愛する日本国の復活/日本経済の活性化につながる…」と強く確信しております。

 

この二つが私の大義・想いです。

 

 

大義を実現するために

大義を実現するために

資金調達バカの私は、零細・中小事業者のための「資金調達の総合診療」、「資金調達“千貨店”」をコンセプトとして、日々精進しております。自分の大義を実現するために、人生をかけて「資金調達“支援”」を徹底的に追及していきます。

 

「社長様」、そして資金調達の悩みを抱えている顧問先をお持ちの「士業・コンサルタント」の先生方…、決して、一人で悩まないでください。私(吉田学)がいることを思い出して頂けるととても嬉しく思います。

 

私は、“自分にできることを徹底的にやる!

それだけです。

平成28年1月 吉田 学