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 政府系金融機関のことをどれくらいご存知ですか・・・?




 政府系金融機関について。 融資 などをしてくれる国の機関です。

 「政府系金融機関」って何でしょうか? 

 いわゆる“公庫”のことで、皆さんが最もよく知っているのは、住宅金融公庫でしょうか。いわゆる、お国が経営している“銀行”です。まあ、我々、国民が 資金調達 の際に最も利用するところですね。

 少々難しく?説明しましょう。

 「政府が全額、又は一部出資した金融機関で、政策に沿った投融資を手がけています。主に財政投融資から原資を調達する他、国の一般会計から補助金などを受け、民間金融機関に比べ低い金利で融資を行います」。

 例えば以下のような機関があります。

<政府系金融機関>
 1.国民生活金融公庫(通称“国金”又は“国民公庫”)
 2.中小企業金融公庫(通称“中小公庫”)
 3.商工組合中央金庫(通称“商工中金”)
 4.農林漁業金融公庫(通称“農林公庫”)
 5.日本政策投資銀行(通称“DBJ”)


 これらの本来の目的は“民間で難しい分野等を扱うこと”でした。

 しかし、近年では“民業圧迫”との批判も高まっており、これらの機関は行政改革で統廃合が検討されています。

 この「政府系金融機関」で最も創業者や中小企業が利用しやすい機関は「国民生活金融公庫(国金)」からの 融資 でしょう。その次に「中小企業金融公庫(中小公庫)」、「商工組合金融公庫(商工中金)」からの 融資 でしょう。それでは具体的に、これらの3機関の説明を簡単にしていきます。


1.国民生活金融公庫(国金)とは?
 国民生活金融公庫とは、一般の金融機関から、その融通を受けることを困難とする国民大衆が必要とするものを供給する機関であります。それによって国民経済や国民生活の向上に寄与することを目的としています。

 事業者向け資金の他に、教育資金貸付(教育に必要な資金の貸付)等も実施しているんですよ。これも意外と知られていますね。きちんと説明しましょう。国民生活金融公庫(国金)の貸付は、大きく以下のように5つに分かれます。

 1.普通貸付(経営改善貸付、特別貸付など)
 2.生活衛生資金貸付(一般貸付、振興事業貸付など)
 3.恩給担保貸付(恩給等を担保とする貸付)
 4.記名国債担保貸付(特定の国債を担保とする貸付)
 5.教育資金貸付(教育に必要な資金の貸付)


 事業者が利用する貸付制度は、「普通貸付」、「生活衛生資金貸付」でしょう。これらの制度をきちんと押さえることが重要です。詳しくは、国民生活金融公庫(国金)のHPを参考にしてください。

 超基本的な説明をすると、制度の中心は「普通貸付」です。これが基本になります。普通貸付に対して特別貸付等(新規開業貸付、セーフティネット貸付など)があるわけです。


2.中小企業金融公庫(中小公庫)とは?
 中小企業金融公庫(中小公庫)とは、昭和28年に全額政府出資の政府系金融機関です。この中小企業金融公庫(中小公庫)と国民生活金融公庫(国金)とは、どこがどう違うと思いますか?? 

 簡単に説明しますと、創業者や開業したばかりの会社で、必要資金額が数千万円までなら「国民生活金融公庫(国金)」、中小企業でもそれなりの規模があって必要資金額が億に近い数千万円から数億円の場合は「中小企業金融公庫(中小公庫)」を利用することになります。
 
 融資限度額も、国民生活金融公庫(国金)は普通貸付が「4800万円」なのに対して、中小企業金融公庫(中小公庫)は4億8000万円」です。ちょうど10倍ですね!

 意外と中小企業金融公庫(中小公庫)を利用していない会社が多いのには驚きます。国民生活金融公庫(国金)は、ほとんどの会社が利用しているのですが、中小企業金融公庫(中小公庫)はそれほど利用されていません。利用していない会社は要検討です。

 先ずは中小企業金融公庫(中小公庫)に相談です。それほど敷居は高くありません。また、取引先の金融機関での相談可能です(代理貸付といいます)。


3.商工組合中央金庫(商工中金)とは?
 商工組合中央金庫(商工中金)とは、昭和11年に、政府が中小企業の組合と共に共同出資を行って設立した政府系金融機関です。商工組合中央金庫(商工中金)を知らなくても「ワリショー」、「リッショー」などの商工債権を聞いたことのある方はいらっしゃるでしょう。

 さて、商工組合中央金庫(商工中金)の融資先は、「商工組合中央金庫に出資している中小企業等協同組合、協業組合、商工組合、同連合会などの中小企業団体とその構成員」に限られています。というと、その構成員でないと、融資 は受けれないことになります。

 それでは本当にそうなのか? 組合にも所属していない企業は利用することが出来ないのか? 融資 をうけることは出来ないのか?

 実際はそうなのです。組合に入らなくてはなりません。

 だけど、どこの組合にも所属していなくても、一先ず融資の相談に乗って貰いましょう。もし、商工組合中央金庫(商工中金)が「融資できる」と判断すれば、融資は可能です。組合も様々なものがありますから・・・。

 先ずは、商工組合中央金庫(商工中金)に資金調達の相談です。
 これが重要です!


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